2016年06月16日
四国 剣山~三嶺FP縦走
2016.06.02-03
四国は剣山~三嶺をFPにて縦走してきました。

天気予報とニラメッコの末、前日夜に四国行きを決意。
もちろん、そんな希望を持ち前日まで仕事は鬼調整!家族には「明日、明後日オレ居ない・・・」と告げ
早朝にこっそりと自宅を出発しました。
最近はFB等に簡単にアルバムなんかでまとめていまいますが、やはり記録としてこのブログには残しておこうと思います。
新鮮さは全くございませんが・・・(汗)
四国は剣山~三嶺をFPにて縦走してきました。

天気予報とニラメッコの末、前日夜に四国行きを決意。
もちろん、そんな希望を持ち前日まで仕事は鬼調整!家族には「明日、明後日オレ居ない・・・」と告げ
早朝にこっそりと自宅を出発しました。
最近はFB等に簡単にアルバムなんかでまとめていまいますが、やはり記録としてこのブログには残しておこうと思います。
新鮮さは全くございませんが・・・(汗)
早朝に出発するも意外に兵庫から徳島は遠く・・・
また、高速を降りてからの道がなかなかの険しい山道で少し焦りました。
土地勘も全くないのでカーナビ様の言うとおり走りました。

見ノ越駐車場到着。この立派な駐車場が無料で提供されてるのはありがたい。
奥の屋根下の駐車スペースを利用させていただきました。
平日だし・・・と舐めてました。結構な車の数です。さすが人気の山。
今回は剣山~三嶺をピストンで往復する予定で入山。あくまで予定ですよ(笑)
距離的には可能だと思ってました。

登山口はすぐそこ。一瞬、リフトが頭をよぎる階段(笑)

リフトの終点駅。意外と歩いてもここまではアッという間。この駅下にはキャンプ場があります。


いよいよ四国のお山らしい雰囲気。

剣のヒュッテを見上げた時は一瞬だけ青空が広がったんだけどなぁ。

剣のデッキからの景色は・・・ガスガス(笑)

山頂にはウチのよりもキレイんじゃねーかみたいな立派な水洗トイレがありました。

山頂はガスの中。風も冷たく気温も低い。

次郎岌はどこ???
ほんとならここから美しい稜線がドーーンと見えるはずなのに・・・・

一瞬だけ、ほんと一瞬だけガスが飛んで稜線が顔を出す!! 予習してきた画をはるかに超える美しさ。

結局、次郎岌山頂もまっしろ。あー、残念。。。

まだ先は長いので歩みを進めます。
「どうせ明日戻ってくるし・・・」とこの時は思ってましたしね(笑)

正直、次郎岌までがガスってたことで残りは消化試合だと勝手に思い込んでましたが・・・
このトレイル、それ以降の稜線もとてもとてもすばらしい!!

こんな感じになってしまいます。。。

ガスも完全に飛びもーたまらんです!

順調にピークを踏んでゆきます。

程よい間隔で小屋があるのもありがたい。
ここで昼食をとる予定でしたがあまりの天気の良さに残りの水が心配になり水調理は我慢して
行動食で空腹を満たしました。
この日、気温は20℃を超えているものの風が非常に冷たくウインドシェル+手袋が必要なほど。
しかし、走るには最高のコンディションだったと思います。
それほど汗もかかず水の消費もかなり抑えたつもりでした・・・

平日だったこともあり次郎岌以降はほとんどハイカーには出会わず。。。
自撮りも遠慮なく出来ます(笑)

この辺りはオオヤマレンゲの群生地だそうで。
大峰も有名ですがまだその姿を見たことがないんですよね・・・
開花シーズンは賑わうのかな。暑いだろうな。。。

それにしても気持ちのいい稜線が続きます。

ついに三嶺を目前にとらえる。白髪小屋あたり。
この小屋前にテントを張って三嶺の山姿を見ながら星を眺めるのも良いなー。
まだ時間が早かったこと、あすの行程に余裕をもたせたかったこと、ここで寝たかったこと。
それらをふまえて三嶺のピークを獲った後、白髪小屋まで戻ってくる計画に変更。
ココには水場もあるはずだしね・・・

アッという間に三嶺・・・とは逝きませんでした(笑)
白髪小屋を先に進むとコルに向かって激下り・・・。そして降りたら当然激登り・・・。
もう半年以上、ランニングやトレーニングから遠ざかっていたことを急に思い出しましたよ(汗)
それまで抑えていた水もかなり消費。スタミナはもっと消費(笑)
あっさりギブアップ。ここで寝ます。

景色は最高でしたよ!フラフラでしたけど(笑)
ところで三嶺にも水場があるってことでしたけど・・・やはりこの池?水たまり?(笑)
ほかにも探してみましたがそれらしいところは見当たらず。
浄水器は持ってたんすけど・・・どーもこの動いてない水は抵抗ありまして・・・

取り合えず、唯一テントが張れそうな場所に設営。
すべてセッティングが終わったところでトラブル。エアマットがパンクしてる(涙)。
自作のスタッフサックに入れ替えて持ってきてたのでリペアキットは自宅でお留守番してるし・・・
OMMのザックの背面パッドでなんとかやり過ごそう。。。。

明るいうちに夕飯。やっと飯らしい飯。ラーメンやけど。

今回はめんどくさくてバーナー持って行きました(笑)

鶏丼+ラーメンの満腹セット。
けっこう水使ったな・・・・。

夜中はマットが薄いのと、寝床がナナメなのと、寒いのと・・・時折、目が覚めます(笑)
しかし、そのたびに見る星空はおそろしくキレイでしたよ!

肉眼で見えるあまの川。去年の夏の北アルプス以来の感動。
手持ちのカメラではこれが限界。一度、デジイチもってガッツリ撮影になんて訪れたいもんです。

朝。眠りは浅かったようですが日の出までには起きれませんでした。
シェルターは朝日に照らされみるみる気温は上昇。
夜中の気温は1~2℃でした。昼間との温度差は20℃以上ですね。

一晩中、そこそこの風が吹いてましたが日が昇るとピタリと止みました。
気温も心地よく外でご飯を。

やはり食料を軽く抑えようとするとドライフード系が多くなってしまいますね。
それはそれで水の消費が多くなるような気がしますし・・・。
うまくバランスをとりたいところですがやはりまだまだ経験、勉強不足ですかね・・・。
無駄に重いものを平気で入れてたりしますし(笑)

昨日、晩飯を食べてるときにもうすでにピストンの計画はあきらめてました(笑)
白髪小屋の水場も確認できてなかったですし、三嶺の水を飲む勇気もなかったですし・・・
正直、体力的にも自信がなかったのであっさりと名頃への下山へ変更。
改めて辿ってきた山々の稜線を振り返るとやはり美しい。

この日は昨日と違ってまったくの無風。
「暑い!!」
おそらく、昨日がこの天気だと水が足りなかっただろうな・・・・。

名頃までは100%下り。
それはそれでつま先ばかりに負担がかかってけっこうつらい。
イメージよりもかなり距離を長く感じる。

やっと下山。
とはいえ、まだ見ノ越まで戻らないといけない。
最初はね、バスで戻ろうなんて考えてたんやけど・・・・平日は無いらしい(笑)
とりあえず川に降りてアイシングと水分補給。

この10kmの看板を見たときにすんなりあきらめて走ることを決意。
まさかの灼熱ロードランニング。
まぁ、ほぼほぼ走れなかったのは言うまでもありませんがね。
結局、こちらは見ノ越まで100%登りでした(笑)

いろいろと経験値が上がったような気がする山旅でした。
そしてまたもう一度の行きたいと思う山々でした。
また、良いシーズンにもう一度計画してみようと思います。
四国はまだ石鎚とかもあるしねぇー。
Posted by コン at 01:00│Comments(0)
│トレイルランニング